
新しいトランスポーテーションのためのデザイン

プロダクトデザインのための
人間工学研究室での実験
情報技術の進歩や世界規模のグローバリゼーションの進展によって、わたしたちの社会や産業システムは大きな変容を遂げようとしています。さらに、地球環境全体の深刻な問題にも直面しながら、近代的なインダストリアル社会だけではなく、ポスト・インダストリアル的な新しい価値創造も必要とされているのです。こういった時代の転換期において、本学域では人間と世界を結ぶ技術的・感性的なインターフェースや豊かなコミュニケーションを支えるシステムに関する新しいタイプの創造・研究・実践を通じて、さまざまな問題解決に向けて創造的に挑む新たな担い手を育成します。
本学域は交通機関・工業製品・空間などのデザインや人間工学から人と環境双方に役立つものづくりを展開する「プロダクトデザイン分野」、先端メディア・テクノロジーを通じて新たな感性的なコミュニケーションを創出していく「メディア創生分野」、アートやデザインなどの芸術活動を社会における豊かな文化として花開かせていくシステムを研究する「文化創造分野」の3つから構成されます。3つの分野いずれもが、人と人を結ぶコミュニケーションをはじめ、人間と自然、人間と社会など、わたしたちと世界とのより良い関係を技術を通じてデザインしていくとともに、それぞれの分野が連携することによってさらに大きなシステムを研究対象としていきます。インダストリアルアート学域は、工学的かつ文化的な基盤をひとつにすることで、情報メディア時代のアート&デザイン領域の新しいタイプの研究者や創造・研究・実践の担い手の育成を図ります。
本学域における教育と研究は、地域・社会や産業・政策との具体的な連携を核として、新たな価値やコミュニケーションの可能性を創造しながら、その成果を積極的にプロデュース・発信し、21世紀社会をリードしていくことを目指します。さらに、博士後期課程では、アート&デザイン領域における先進的研究者の育成と、実践的な制作を通じて国際的な水準で高く評価されるアーティスト/デザイナーの養成を目標としています。

