本コース・本学域の特色
いま私たちの社会が直面している課題は、環境問題、少子高齢化、製造業の国際的競争力の低下など、いくつもの要素が複雑にからみあった構造を持ち、これまでの技術を単純にあてはめるだけでは解決できないことばかりです。そこで本コース・専修では、次の2点に重点を置いた教育と研究を進めています。
ひとつは、人中心の視点です。人にとって、いつ、何が、どのように提供されれば役立つのか。人に対する理解を深めるための真摯なまなざしがあってこそ、新しい価値を生み出すことが可能であると私達は考えます。
もうひとつは、統合化の視点です。目的のために必要なものを考え、異分野・異領域、そしてハードとソフトの高度な統合によって、社会の中で求められる真の価値を創り出すことを目指します。
カリキュラムの特色-研究者としての礎を築く充実のカリキュラム
本学の総合大学ならではの充実した基礎教養科目や、ネイティブの指導陣による語学科目を履修した後に、本コース・学域では多様な専門科目を用意しています。これらの多様な専門科目を履修した後は、特別研究により先端的な研究に触れる機会を経て、学士(工学)として社会に出ることもできます。また博士前期課程を修了し、修士(工学)として企業での研究・開発に従事する、あるいはさらに博士後期課程を修了して博士(工学)として企業での研究や大学での研究・教育に従事することが可能です。

本コース・専修が提供する専門教育においては、以下の4分野の研究に取り組む教員の指導のもと、未知の課題に対する、問題解決能力と応用力をもつ人材を育成します。
1. 知的システム制御分野
環境に配慮した複合型エネルギー/知的ビークルシステムのための環境システム制御、人間と高度な関係を築くロボティクス、システム創成を可能にするアドバンスト制御理論とそのメカトロニクスシステムへの応用。
2. 知的システムデザイン分野
もの(製品)とこと(サービス)の統合設計を支援するサービス工学、循環型社会を実現するライフサイクル設計、人と機械の双方向意思伝達を司る高度なヒューマンインタフェースおよびそれに基づくパートナーロボット。
3. 生体システム工学分野
人体の力学的な仕組みを学ぶバイオメカニクス、脳や体の機能と活動を外から知る計測・可視化を学ぶ生体計測工学、コンピュータの世界で人と機械を結ぶヴァーチャルリアリティ、人に優しいバリアフリーを考える福祉機器設計。
4. 機能デバイス分野
人に優しいメカトロニクスを実現するための電子・機械的な機能素子(次世代センサ等)開発。その基本原理から設計・製造・評価に至るまでの基礎、およびマイクロ・ナノテク応用。
履修モデル
| 区分 | 1年 | 2年 | |
|---|---|---|---|
| 都市教養科目群 基礎ゼミナール、英語教育、情報教育、都市教養プログラム | |||
| 共通基礎教養科目群 共通教養科目、理工系共通基礎科目 | |||
| 専 門 教 育 科 目 群 |
知的システム制御 分野科目 |
過渡現象論、ディジタル回路 システム制御工学 |
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| 知的システムデザイン 分野科目 |
機械運動学 ヒューマンインタフェース 離散工学入門 |
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| 生体システム工学 分野科目 |
バイオメカ二クス | ||
| 機能デバイス 分野科目 |
メカトロニクス通論 | 電磁波解析、計測工学通論 | |
| 実験・特別研究 (必修) |
設計製図 ヒューマンメカトロニクスシステム基礎実験 |
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| 演習科目 (選択) |
機械工学演習 | 電子工学演習 | |
| 区分 | 3年 | 4年 | |
| 専 門 教 育 科 目 群 |
知的システム制御 分野科目 |
電気機械エネルギー変換システム工学 環境システム制御入門 動的システムモデリング システム解析論 機器制御システム工学 アドバンスト制御工学入門 ロボットセンシングとマニピュレーション |
制御応用技術論 制御系設計 |
| 知的システムデザイン 分野科目 |
設計工学、ライフサイクル設計 情報計測工学、情報環境論 知能制御、知的エージェント工学 |
非線形現象と制御 | |
| 生体システム工学 分野科目 |
基礎ロボット工学、福祉機器設計 生体計測工学I・Ⅱ 応用ロボット工学 システム工学 |
先端ロボット工学 | |
| 機能デバイス 分野科目 |
ナノプロセス工学通論 マイクロプロセッシング、加工工学 CAE、マイクロ機能デバイス |
量子物性論 | |
| 実験・特別研究 (必修) |
ヒューマンメカトロニクスシステム応用実験 | ヒューマンメカトロニクスシステム特別研究1・2 | |
| 実験・演習科目 (選択) |
プログラム演習 ヒューマンメカトロニクスシステムゼミナール |
ヒューマンメカトロニクスシステム工場見学1・2 | |
| 学部共通科目 | 科学技術英語第一・第二 産業と法規 |
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卒業後の進路
本コースの7割を超える卒業生が、大学院へ進学します。学部・大学院修了後の就職先は、機械・電気系を含め、多種多様です。[主な就職先(一例・順不同)]
JFE エンジニアリング、JSOL、KDDI、NTT ソフトウェア、NTT ファシリティーズ、オリンパス、コニカミノルタオプト、住友重機械工業、大日本印刷、中部電力、東海旅客鉄道、東京電力、凸版印刷、野村総合研究所、バンダイ、東日本旅客鉄道、日立製作所、富士ゼロックス、富士通、本田技研工業、三菱重工業、安川電機、リコー、文部科学省、法政大学 ほか
教員紹介
PDFパンフレット
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