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システムとデザインの融合を図り活気ある産業社会と人や環境にやさしい社会の構築を目指します。

 


システムデザイン学部長
福地 一

では片手で操作する小型端末でコミュニケーション、遠隔操作、調査、予約、支払い、娯楽、など様々なニーズに応えることができるようになりました。このような高度な機能の設計、実装、運用には、役割分担をもった異なる要素が有機的に結合して目的を果たすというシステムの理解が不可欠です。

ステムの身近な例としては、銀行、コンピュータやインターネット、携帯電話などの通信網、鉄道や航空機などの輸送機能などが思い浮かびますが、我々の生活している地球や都市も巨大なシステムといえます。また企業組織や家庭内にもシステムとして理解できる機能が増えてきています。このように、我々はシステムに囲まれており、その機能はますます高度化・重要化して、人及び社会のシステム依存性が増加しているともいえます。その結果、一旦システムがその機能を喪失すると、その被害たるや昨今の銀行システム、輸送システムのトラブルを挙げるまでもなく膨大なものになることは自明です。なぜ、これだけ各分野の技術が進展していてもこのような事故はゼロにならないのでしょうか。システムを操作、運用するのは人です。つまり、人そのものがシステムの要素なのです。そこで人の理解を通じてヒューマンファクターによる事故を軽減させたり、人にやさしいシステム構築が重要となってきています。

能的に優れているものは美しいといわれます。我々の社会生活を豊かにするためには機能に加えて人を心地よくさせるデザインも不可欠な要素になっています。このような人の感性を配慮したシステムのデザインについても重要な教育研究課題となっています。

ステムデザイン学部は、システムの設計、実装、運用といったデザインを機能と感性という2つの側面から総合的に教育研究する日本でも極めてユニークな最先端の学部です。履修コースとしては、システムの機能面を主に扱うコースとして、ヒューマンメカトロニクスシステムコース、情報通信システムコース、航空宇宙システム工学コース、経営システムデザインコースがあり、システムの感性面を主に扱うコースとして、インダストリアルアートコースがあり、多様なシステムを美しく、安全に、かつ機能的にさせる手法について教育研究するとともに、システム的発想を熟知する人材の育成を目指します。