モンス大学(ベルギー)の学長が来日し、システムデザイン学部・研究科との国際交流協定の調印式が行われました!
モンス大学との調印式・交流会
2022年12月5日、ベルギー王国アストリッド王女殿下主宰の経済使節団の一員として、モンス大学(University of Mons)のPhilippe Dubois学長が来日されました。当日は、都内ホテルにて本学のシステムデザイン学部・研究科との国際交流協定の調印式と駐日ベルギー王国大使館主催の公式レセプションが開催され、本学からは大橋学長が出席しました。調印式では、アストリッド王女殿下の御前で、両大学の学長による協定書への署名が行われました。
また、翌6日には、モンス大学学長御一行とオートエコール・アン・エノー(エノー州立高等専門学校)校長御一行を南大沢キャンパスにお迎えし、キャンパスツアーやオフィシャル・ミーティングを実施しました。ミーティングには大橋学長、綾部副学長、吉村教授(システムデザイン学部長補佐)、清水准教授(システムデザイン学部機械システム工学科)が参加し、両大学のこれまでの共同研究の紹介や、協定締結を契機に協力関係をさらに深めていくことなどについて、活発な意見交換が行われました。最後には記念品の贈呈や記念撮影も行われ、終始和やかな雰囲気の中での交流会となりました。
モンス大学について
モンス大学は、ベルギー王国エノー州モンスにあるフランス語圏の総合大学で、今回システムデザイン学部・研究科が協定を締結した理学研究科(Faculty of Sciences)は、生物・物理・科学・数学・コンピュータサイエンスの分野で構成され、海外研究機関や企業との多くの国際共同研究を積極的に推進しており、各分野を牽引する優秀な研究者が在籍しています。2011年の「世界化学年」では、現学長のPhilippe Dubois教授を始め、化学分野で影響力のある世界的な研究者トップ100名の中に3名が選出されています。
モンス大学との交流実績
システムデザイン学部機械システム工学科の清水徹英准教授とモンス大学のStephanos Konstantinidis教授との共同研究は、2018年度からの2期に渡り独立行政法人日本学術振興会(JSPS)とベルギー学術研究財団(F.R.S. –FNRS)の二国間交流事業に採択されており、複数回に及ぶ双方の大学訪問や本学修士課程学生の派遣留学を実現するなど、これまでも密な研究交流を重ねてきました。2018年度には、本学の派遣留学生経済支援制度(部局中長期分)のサポートを受けた修士課程学生が半年間にわたり研究活動を行い、国際会議論文8件、共著論文1編という成果を得ています。
リンク先
▶モンス大学の研究室紹介(Service de Chimie des Interactions Plasma-Surface)