機械システム工学科
人類は、今ある技術を単純にあてはめるだけでは、現代社会の問題を解決できない時代に突入しました。さらに高度に進化を遂げるためには、複雑にからみあった状況をブレイクスルーできる発想力と領域の壁を越えて思考できる応用力が必要。機械制御やロボット、ウェブ情報、サービス工学、人間工学、バイオメカニクス… ひとつひとつを深く、横断的に学ぶことで、未来の社会を幸福にすることができる力を得られるはずです。
ここには、その学びのすべてがあります。
機械システム工学科の一日⏱
Real Voice 〔在学生〕
機械システム工学科1年 ( 盛岡第一高等学校 出身)

機械システム工学科に決めた理由!
機械工作実習や物理実験などの専門的な学習が1年次からできる点に魅力を感じました。加えて、言語科目や情報、キャリア教育科目などを他学部の学生と学べるところも総合大学の良いところだと思います。将来はF1のエンジニアになりたいと思っていて、機械システム工学科の卒業実績を見て、その夢に一番近い学科だったというのも理由のひとつです。
入学して驚いたこと
キャンパスがとにかく広い!授業に関しては、高校の座学とは全く違う実験や実習もあって、学びの形態の違いに驚いています。
はじめての一人暮らしは?
ランチは栄養バランスもコスパも良いので、学食で食べることが多いですが、家での食事は自炊しています。一人暮らしを始める前に母に料理を教わりましたが、自分で作るようになって実家のありがたみを感じています。
(掲載の学年は取材当時の情報です。)
Real Voice 〔卒業生〕
機械システム工学域 卒業生

工学+医療で難病に苦しむ人々の力に
入学当初は明確な将来像がなく、システムデザイン学部に所属しながら経営学や哲学などを履修していました。そんな中、大学3年生の時に国指定の難病(現在は完治)にかかったことがきっかけで、学びの中心にあった機械システム工学を医療に活かす道を切り拓きたいと考えるようになったんです。海外で研究を行う選択肢があることを指導教員から教えてもらい、修士課程のうちに、シンガポール科学技術研究庁でのインターンシップや、ロンドン大学への短期留学、カリフォルニア大学バークレー校に6か月間留学しました。留学での出会いを通して、大学院で研究していた「メカノバイオロジー」から、現在は、それをさらに医学に応用させる「メカノメディスン」分野の研究に力を注いでいます。海外で活動を続ける私ですが、実は大学1年生の時にはTOEIC®スコアは400点にも届いていませんでした。でもそれは、目標が見つかり、モチベーションが高まれば何とでもなる!都立大なら、幅広い学びにチャレンジできるチャンスが豊富なので、あなたが歩むべき道が見えた時、その環境がきっと支えになると思います!
教員一覧
取得可能な資格・免許
- 学士(工学):卒業を要件として取得できます。
基本情報
基本情報については東京都立大学総合サイトをご確認ください。