情報科学科

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五感情報提示型のバーチャルリアリティ装置による臨場感の実験
五感情報提示型のバーチャルリアリティ
装置による臨場感の実験

現代社会において、情報技術は世界中のあらゆる分野で用いられ、歴史上4回目の「産業革命」と呼ばれるほどの変化を引き起こしています。19世紀半ばまでは土木工学中心の時代でしたが、20世紀に入るまでには機械工学が発展し、第一次世界大戦で電気工学や化学工学、そして第二次世界大戦で原子力工学が役割を拡大させていきました。21世紀を迎え、インターネットの拡大や計算機の高度化、人工知能やマルチメディア・ソーシャルメディアの急速な進展を経つつ、ビッグデータの時代が到来しましたが、これらは皆、情報技術の成果と言えます。新技術が世界各地に日進月歩で登場する一方で、社会的なリスク要因は多様化する傾向にあります。そうした未知の状況に日々直面する中でも、情報技術を駆使することによって将来を見据えた的確な決断を行い、グローバルに活躍できる人材の養成が急務となっています。情報科学科では、このような変化の激しい時代に柔軟に適応し、高度な情報技術に熟達した、国際的に活躍できるソフトウェアエンジニアを育成することをめざしています。

カリキュラム

1~2年次は、南大沢キャンパスで教養科目を通して幅広い教養知識を学ぶことで、社会と関わっていくための十分な素養を身につけ、理系共通基礎科目・学科基礎科目によって、専門知識を身につけていくために必要な基礎力を養います。1年次から始まる領域導入科目では、最先端の技術を学ぶとともに、2年次以降は3つの学科専門科目群(基礎理論系・アーキテクチャ系・コンテンツ系)を履修します。また、プログラミング技術の修得に加えて、データ解析やコンテンツ処理に関する演習も重視しています。

3年次以降は、日野キャンパスに学びの場を移し、学科専門科目群の学修を引き続き行います。これら3つの科目群をバランスよく学びつつ、各自の専門性を伸ばすことができます。実験に関しては、より高度なプログラミング技術、データ解析・コンテンツ処理能力だけでなく、問題解決力、プレゼンテーション能力の育成が行われます。4年次には、指導教員のもとで特別研究(卒業研究)を履修します。教員一人あたり4名程度の研究室配属によるきめ細かい指導を受けながら、最先端情報技術の研究を経験することにより、問題発見、問題解決、ディスカッション、プレゼンテーション等の能力を養います。

求める学生像

研究ゼミの風景
研究ゼミの風景
  • 高度情報化社会を支える技術・専門知識に幅広く興味を持っている人
  • 世界にインパクトを与える仕事に挑戦したい人
  • 全員がリーダーシップを発揮して問題解決に当たるプロジェクトに貢献したい人

履修モデル

履修モデル図

取得可能な資格・免許

  • 学士(工学):卒業を要件として取得できます。
  • 高等学校教諭一種(情報)

卒業後の進路(情報科学科/学域)

主な就職先

富士通 東日本電信電話(NTT東日本) 日立製作所 野村総合研究所  三菱UFJ KDDI SCSK NTTコミュニケーションズ エヌ・ティ・ティデータ(NTT データ)  メイテック 日鉄ソリューションズ 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)日本ユニシス 日本航空 富士ゼロックス 本田技研工業 日本電気(NEC) 大日本印刷 大和証券 大和総研 日本経済新聞社 パナソニック ヤマハ発動機 オリンパス LIXIL インターネットインシアティブ パソナ 大塚商会 財務省 東京都庁 日本総研 日本郵政 東日本旅客鉄道(JR東日本)

主な進学先

東京都立大学大学院  東北大学大学院  東京工業大学大学院  奈良先端科学技術大学院大学  早稲田大学大学院  横浜国立大学大学院  航空大学院  慶応義塾大学大学院  東京大学大学院    北陸先端科学技術大学院大学  電気通信大学大学院  東京医科歯科大学大学院

 

※本学科の前身となる「知能機械システムコース」「情報通信システムコース」「経営システムデザインコース」の合算情報を掲載しています。(2014~2018年度実績)

教員一覧

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入学者の受入れに関する方針(アドミッションポリシー)

全学サイト『「卒業の認定に関する方針」、「教育課程の編成及び実施に関する方針」、「入学者の受入れに関する方針」【新組織】』ページの「アドミッションポリシー」をご確認下さい。

卒業の認定に関する方針(ディプロマポリシー)/教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラムポリシー)

全学サイト『「卒業の認定に関する方針」、「教育課程の編成及び実施に関する方針」、「入学者の受入れに関する方針」【新組織】』ページの「ディプロマ・ポリシー&カリキュラム・ポリシー」をご確認下さい。