「MATLAB / GPGPU 並列処理入門セミナー」開催のお知らせ

掲載日:2015年3月9日
 『GPUコンピューティング』は,現在High-Performance Computing (HPC)の分野における新しい流れを形成しようとしています.特にGPU(graphics processing units)を一般的な数値演算に利用するコンセプトはGPGPUと呼ばれ,世界規模で大きな広がりを見せています.
 一方,本学は,『MATLAB』の包括ライセンス契約により,約50個のToolboxを含むMATLAB製品を利用することができます.この中のParallel Computing Toolboxは,GPGPUを含む並列処理のためのToolboxであり,このToolboxを利用することで,MATLAB上で容易にGPGPUにトライすることができます.そこで,今回は【MATLAB/GPGPU並列処理入門セミナー】と題し,コーディングテクニック,GPGPU使用方法を含めた並列処理の方法についてのセミナーを開講します.「MATLABを活用したい」という方から「プログラムの高速化をする方法がよくわからない」という方まで,MATLABの利用方法の幅を広げるためのセミナーです.
 また,学生の皆さんがよく利用しているMATLABを用いた可視化についても,せっかくの機会ですので,あわせて講演して頂きます.この部分だけでも,レポート作成や研究データのグラフ化に大いに役立つと思います.
 大学院生・学部生の皆さまは,もちろん,教職員の方々の幅広い分野からの参加をお待ちしております.

1. 主 催 : 教育改革推進事業「メニーコア・クラウド基盤技術の実践的教育」
                首都大学東京・ミニ研究環「超並列計算による計算科学の新展開の検索」
2. 共 催 : システムデザイン学部情報通信システムコース
3. 日 時 : 2015年3月27日(金)13:30 ~ 16:30
4. 参加費 : 無料
5. 会 場 : 日野キャンパス 2号館 5階 CAL室
6. 申し込み先・問い合わせ先 :  
  大久保寛(システムデザイン学部 情報通信システムコース 准教授)
  kanne@tmu.ac.jp

参加を希望する教職員及び学生の方は,以下の内容を,担当者まで電子メールで送付してください.
当日の参加も可能ですが,できるだけ事前に申し込み連絡を頂けますようお願い致します.
・氏名
・所属、学年(学生のみ)
・メールアドレス

ポスターはこちら(356kB)