氏名 | 楠見 清(クスミ キヨシ / KUSUMI Kiyoshi) |
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職位 | 教授 |
所属 | インダストリアルアート学科 インダストリアルアート学域
2017年度以前の所属
インダストリアルアートコース インダストリアルアート学域 |
年報 | 201620152014201320122011201020092008 |
研究紹介
出版・広告などのマスメディアやデジタル情報メディアにおける編集と、現代美術・写真・映像などの視覚表象文化におけるイメージの編集を理論的に分析し、情報共有時代のアートとデザインの社会的機能を実践的に捉え直す。さらに都市空間におけるパブリック・アートから情報空間におけるパブリック・ドメインへの移行にも照合し、芸術の新たな公共性、リミックス・カルチャー、クリエイティブ・コモンズの研究を行っている。
『八谷和彦OpenSky2.0』
論文寄稿(NTT出版、2007年)
シンポジウム「アートのオープン
ソース化は可能か?」
(NTTインターコミュニケーション
センター[ICC]オープン・サロン、
2006年)
《KRAZY! The Delirious World of
Anime+Comics+Video Games+Art》
コキュレーター(ヴァンクーヴァー・
アートギャラリー、カナダ、2008年)
専門・研究分野 | 文化編集学、メディア文化史、現代美術 |
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最終学歴・学位 | 学習院大学文学部哲学科(美術史専攻) |
研究テーマ | ◎ペーパーメディアとディジタルメディアの相互活用のためのエディトリアル・デザインの理論的かつ手法的な研究 ◎フィジカル・メディアを活用したコミュニケーションの創造と新しい公共性の研究 ◎視覚表象文化研究:情報共有時代のアートとデザインの社会的機能の研究 ◎メディア芸術と現代美術:評論と展覧会企画 |
研究キーワード | 出版 編集 エディトリアルスタディーズ 美術 メディアアート |
研究業績・著書・論文、その他それに準じる業績 | ◎単著 『ロックの美術館』シンコーミュージック、2013年 ◎共著 『もにゅキャラ巡礼──銅像になったマンガ&アニメキャラたち』楠見清+南信長、扶桑社、2017年 『20世紀末・日本の美術──それぞれの作家の視点から』中村ケンゴ+楠見清他、アートダイバー、2015年 ◎分担著・寄稿・解説 『続・次の本へ』苦楽堂、2015年(「芸術が冒険的なのか、冒険が芸術的なのか」寄稿) 『5秒でわかる!!よのなか小辞典』H-57著、辰巳出版、2014年(「〈短縮学〉入門──ショートカット時代の知のかたちとデザイン」解説) 『絵本の事典』中川素子監修・編、朝倉書店、2012年(分担) 『現代アート事典』美術手帖編集部編、美術出版社、2009年(分担) 『なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか』Chim↑Pom+阿部謙一編、河出書房新社、2009年(「ピカとドン──蔡國強との対話から」評論寄稿) 『Krazy!: The delirious world of anime + comics + video games + art』Vancouver Art Gallery, Douglas & McIntyre, 2008(分担) 『八谷和彦 OpenSky2.0』NTT出版、2008年(「飛ぶことは信じること」評論寄稿)ほか ◎展覧会企画・出展 「江口寿史イラストレーション展 彼女」監修(金沢21世紀美術館・市民ギャラリーB、2018年、主催=北陸中日新聞+石川テレビ放送) 「Where Heaven Meets Earth」総合ディレクション(FILE SP 2014、SESIアート・ギャラリー、サンパウロ、ブラジル、2014年)文化庁海外メディア芸術祭等参加事業 「DIGITAL ART 土屋貴哉+八木良太+松蔭浩之」キュレーション(OKUSAWA ART AND DESIGN DOCUMENTS、東京、2013年) 「Krazy!: The delirious world of anime + comics + video games + art」コキュレーション(バンクーバー美術館、カナダ、2008年/ジャパン・ソサエティー、ニューヨーク、アメリカ合衆国、2009年巡回) 「取手アートプロジェクト2008」(取手市・東京藝術大学)、メディアアクティヴユニットDo-it-your Media Center[DiYMC]名義で選考会選出参加、2008年 ◎研究発表・講演等 第17回文化庁メディア芸術祭シンポジウム〈想像力の共有地:第2部〉「ジャパン・コンテンツとしてのコンテンポラリー・アート──ジャパニーズ・ネオ・ポップ・リヴィジテッド」モデレーター、2014年[パネリスト:中原浩大+ヤノベケンジ+村上隆] 「キャラクターの銅像にみる出版文化と地域振興――マンガのパブリック・アート化と大衆コンフォーミズム」日本出版学会2014年度秋季研究発表会 平川恒太展パネルディスカッション、パネリスト、原爆の図丸木美術館、2010年[パネリスト:楠見清+木村覚(ダンス批評家)+平川恒太(美術家)] 「佐々木宏子 青のあいだ」展シンポジウム、司会・パネリスト、世田谷美術館、2010年[パネリスト:建畠晢(国立国際美術館館長)+岡部あおみ(武蔵野美術大学教授)+小金沢智(世田谷美術館学芸員)+楠見清] 共同科研プログラム「プロパガンダと芸術」国際コロキアム、研究発表「爆発のイメージ論──キノコ雲と花火」(首都大学東京秋葉原サテライトキャンパス)、2009年 ◎書籍編集 『山中カメラ現代音頭集 Shall We BON-DANCE?』タバブックス、2020年 『靉嘔 ふたたび虹のかなたに』epjp/ePublishing Jp、2012年 |
受 賞 | ― |
主な学会活動 | 日本出版学会、日本文化政策学会 |
社会等との関わり | 東京ビエンナーレ2020公募プロジェクト「ソーシャルダイブ」プロジェクトディレクター(2019-20年度) 東京ビエンナーレ2020公募プロジェクト「ソーシャルダイブ」選考委員(2019年度) アーツカウンシル東京外部評価委員(2018、2019年度) 文化庁「芸術選奨」推薦委員(2014、2015年度) 文化庁海外メディア芸術祭等参加事業、ブラジル展ディレクション(2014年度) 第17回文化庁メディア芸術祭シンポジウム、モデレーター(2013年度) |
個人のURL | ― |
担当科目 |
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オフィスアワー | 水・木(研究居室にいる時間は不規則なので質問や相談のある方は事前にアポイントメントのメールをください) |
研究室 | 日野キャンパス1号館267号室、4号館304号室(スタジオ) |
内線番号 | 8634 |
メールアドレス |
(メールを送信される場合は●を@に変換してください) |
研究室サイト等 | https://industrial-art.sd.tmu.ac.jp/studio.html?id=editorial |