笠松 慶子
氏名 笠松 慶子カサマツ ケイコ / KASAMATSU Keiko
職位 教授
所属 インダストリアルアート学科
インダストリアルアート学域
2017年度以前の所属
インダストリアルアートコース
インダストリアルアート学域
年報 202020192018201720162015201420132012201120102009
研究紹介

"もの"を使っているとき、戸惑いを感じたり、違和感を感じたことはありませんか。人がものを使う時に安全に使えることや間違った操作をしない設計になっていることは必須です。しかし、それだけではなく、人が"使いにくい"と感じない、使える、使いたいと思えることが重要です。人間に適合したものや情報のデザインに必要な品質構成について人の心理や感覚・機能面から研究しています。

専門・研究分野 ヒューマンセンタードデザイン、ユーザエクスペリエンス、人間工学、ヒューマンインタフェース
最終学歴・学位 博士(工学)
研究テーマ ・デザインのための人間工学の活用手法ーエビデンスベースドデザインとプロダクトエクスペリエンスデザイン手法ー
・ロボットデザイン開発のための創造性創出に関する研究
・デザインにおける共創プロセスに関する研究
・KADEN Projectーオープンイノベーションに向けた家電製品拡張の企画と設計ー
・ABW(Activity Based Working)による効率や行動への影響
・女性の生理特性と作業に関する研究
研究キーワード ユーザエクスペリエンス、デザインプロセス、共創、エビデンスベースドデザイン、生理指標、快適性
研究業績・著書・論文、その他それに準じる業績 2023年度
論文・著書
・人間工学の視点からのABW, 笠松慶子, 機関誌「Re」218(春)号 建築保全センター, 2023年4月

学会発表・展示
・幼児前期の点滴トラブル解決に向けたデザイン思考的アプローチ研究, 第11回看護理工学会学術集会, 2023年6月
・Proposal of Learning Programs Using the Senseware, The 25th HCI International Conference, 2023年7月
・Considerations for Health Care Services Related to the Menstrual Cycle, The 25th HCI International Conference, 2023年7月
・Research on New Design Methods for Corporate Value Provision in a DX (Digital Transformation) Society ~Visualization of value by lifestyle derived from qualitative analysis~, The 25th HCI International Conference, 2023年7月
・Prototyping process analyzed from dialogue and behavior in collaborative design, The 25th HCI International Conference, 2023年7月
・Research on Visualization Method for Empathic Design, The 25th HCI International Conference, 2023年7月
・"Kachaka"を利⽤した院内カフェの提案, 令和5年度日本人間工学会アーゴデザイン部会主催コンセプト事例発表会2023, 2023年8月
・「伝えられない」コトに関する研究, 令和5年度日本人間工学会アーゴデザイン部会主催コンセプト事例発表会2023, 2023年8月
・デザイン教育におけるABWの活用に関する考察, 令和5年度日本人間工学会アーゴデザイン部会主催コンセプト事例発表会2023, 2023年8月
・⾃⼰調整学習に基づいたプロジェクトマネジメントに関する研究, 令和5年度日本人間工学会アーゴデザイン部会主催コンセプト事例発表会2023, 2023年8月
・場に対してカワイイと感じる特性要因の考察, 令和5年度日本人間工学会アーゴデザイン部会主催コンセプト事例発表会2023, 2023年8月
・波の影響による⽣体反応を活⽤した⾳の提案, 令和5年度日本人間工学会アーゴデザイン部会主催コンセプト事例発表会2023, 2023年8月
・当事者研究を伝えるための共感におけるビジュアル化に関する研究, 令和5年度日本人間工学会アーゴデザイン部会主催コンセプト事例発表会2023, 2023年8月
・場に関する「カワイイ」の質的分析からの考察, 日本人間工学会第64回大会, 2023年9月
・化粧品の使用に関するクチコミから考える購入体験の提案, 日本人間工学会第64回大会, 2023年9月
・アクティビティベースワーキング(ABW)に関する人間工学的国際標準制定の取り組みの進捗, 日本人間工学会第64回大会, 2023年9月
・Consideration on Nudge Information using Sensory Stimuli to Trigger Task Switches in Activity Based Working, 22nd International Conference on Computer Information Systems and Industrial Management Applications, 2023年9月
・Research on Situations in Which It is Difficult to Communicate What You Want to Say -Assertion from a Contextual Perspective-, International Symposium on Community-centric Systems and Robots 2024 (CcSR 2024), 2024年2月
・The Effect of Visualization on the Receiver's Understanding for Empathy, International Symposium on Community-centric Systems and Robots 2024 (CcSR 2024), 2024年2月
・「伝えられない」ことのコンテクスト分析ーアサーションからの考察ー, 第32回 日本人間工学会 システム大会, 2024年3月
・フォントが印象に与える影響ーロゴマークを用いてー, 第32回 日本人間工学会 システム大会, 2024年3月
受 賞 日本人間工学会大島正光賞, 日本生理人類学会奨励賞
主な学会活動 日本人間工学会,ヒューマンインタフェース学会,日本心理学会,産業保健人間工学会, 日本デザイン学会、日本感性工学会等
社会等との関わり 2022年度
・東京都立大学リサーチコア「サービスロボットイノベーションハブ serBOTinQ」において、「ロボットデザイン開発における共創」をテーマに活動を行なった。大学と社会との連携、オープンイノベーションとその問題点、専門領域を横断するためのコミュニケーションなどについて検討している。
・International Symposium on Community-centric Systems and Robots 2024 (CcSR 2024)を企画運営(MICE助成金獲得)、Program chair
・たま未来メッセフェスタ、パネルディスカッション、東京都産業労働局商工部経営支援課
【シンポジウム】serBOTinQシンポジウム2024「KADEN ProjectからserBOTinQ、その後へ」、2024年2月
【受賞】人間工学コロキウム 優秀賞「「伝えられない」コトに関する研究-コンテクストから考えるアサーション-」、2024年2月
【WS】UX(User eXperience) Workshop with FDSIP企画開催、2023年8月
・その他、産学共同研究を5件、科研費2件、研究助成1件を実施した。
・人間工学コロキウムとして、人間工学関連の5大学による学生主導の研究発表会を開催した。
・The 25th HCI International Conference HIMI: Human Interface and the Management of Information Thematic AreaのBoard member
・The 25th HCI International ConferenceのOrganized session” Toward Social Adaptation Design from Evidence based Design”企画、座長
個人のURL
担当科目
  • ドローイングB
  • インダストリアルアート概論
  • 基礎造形C
  • 人間工学基礎
  • デザイン材料論
  • 人間工学演習Ⅰ
  • 人間工学実習Ⅰ
  • ストラテジック・デザイン特別演習
  • 人間工学演習Ⅱ
  • 人間工学実習Ⅱ
  • グラフィックデザイン演習A
  • グラフィックデザイン実習A
  • 人間工学演習A
  • 人間工学実習A
  • グラフィックデザイン演習B
  • グラフィックデザイン実習B
  • 人間工学演習B
  • 人間工学実習B
  • インダストリアルアート特別研究1
  • インダストリアルアート特別研究2
  • ストラテジック・デザイン特別演習
  • ヒューマンセンタードデザイン特論
  • プロダクトデザイン応用特論
  • インダストリアルアートプロジェクトA
  • インダストリアルアートプロジェクトC
  • プロダクトデザイン特別講義
  • プロダクトデザイン特別講義
  • デザインと生活
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